第54回全国証券問題研究会(山形大会)で判決報告 〜 天童市観光

平成28年9月2日〜3日に,山形県 で行われた第54回全国証券問題研究会(山形大会)で,先日獲得した東京地判平成28年6月17日の判決報告を致しました。 上記判決については,最新の証券取引被害判例セレクト51号53頁に,全文を掲載して頂いています。また,全国証券問題研究会の判例データベースにも掲載され,解説もして頂いています。 (http://cgi2.osk.3web.ne.jp/~syouke […]

みずほ証券の仕組債事案 判決(東京地判平成28年6月17日)確定

先日ご報告した,みずほ証券の仕組債における裁判の判決は,双方控訴せず,確定致しました(http://nishiginzalaw.com/wordpress/shima/?p=895)。 当方としても,過失相殺を3割されたことは不服ではありましたが,依頼者が高齢であることもあり,控訴しないという判断を致しました。 この判決につきましては,追って詳細な解説を書きたいと思いますが,ひとまず,安心しました […]

仕組債の事案で勝訴判決 (東京地判平成28年6月17日)

 平成28年6月17日に,みずほ証券に対する損害賠償請求を認容する判決を獲得しましたので,報告します。 第1 事案の概要  本件は,取引開始当時77歳(最初の仕組み債購入時)ないし78歳(最後の仕組み債購入時)であり,認知症等を理由に要支援の認定を受けていて,自宅で,1人で生活していた女性が,みずほ銀行の担当者からみずほ証券を紹介され,みずほ証券の担当者に,仕組みが複雑な「仕組み債」を,計4つ,合 […]

離婚慰謝料(離婚による慰謝料)の額について

最近,私が取り扱う案件のうち,離婚事件の割合が増えています。         今年も,まだ4か月が経過したばかりですが,新規のご相談のうち,3割以上が離婚事件という状況です。 したがって,このブログでもこれから何回かに分けて,離婚事件について書いていきたいと思います。 離婚のご相談を受けた時に,よくされる質問の1つが,「慰謝料はいくら請求できますか?」というものがあります。 これに対しては,私は概 […]

東京都消費生活総合センター 消費生活相談アドバイザー 留任ほか(今年度以降の新たな役職)

一昨年から就任している,東京都消費生活総合センターのアドバイザーに今年度も留任することになりました。 そのほか今年度から,新たに,東京地方裁判所の個人再生委員,東京家庭裁判所の後見人・後見監督人候補者となり,さらに第二東京弁護士会の高齢者・障がい者総合支援センター運営委員会の委員や,江戸川区消費者センターのアドバイザーなど,いくつかの肩書き(役職)が加わることになりました。 これを受けて,私のプロ […]

レセプト債被害 被害者説明会 4月20日

アーツ証券らが販売していた,「レセプト債」の被害について,被害者説明会を開催することになりました。概要は下記です。被害に遭われて悩まれている方は,是非ご参加下さい。 アーツ証券ほかの販売に係るいわゆる「レセプト債」被害事案については,荒井弁護士らと共に弁護団を結成しているところ,当弁護団(東京)ではすでに第1次の訴えを提起しており,その報道等を見るなどした被害者らからの問合せに対して個別に対応し, […]

業務妨害対策委員会研修 「インターネット社会における弁護士業務妨害と対処法」

前回の記事を書いた3月22日の夜は,弁護士会の弁護士業務妨害対策委員会の研修に参加しました(この日は,午後はずっとシンポジウムや講義で,インプットばかりの1日でしたので,アウトプットもしないと・・と思い,ブログを書いております。)。 私は,この委員会は,発足当初からのメンバー(元副委員長)なのですが,今回は,インターネット上の誹謗・中傷対策に詳しい神田弁護士に,講義をお願いしました。 どの分野もそ […]

第2回 津谷裕貴・消費者法学術実践賞 授賞式

本日(3月22日),第2回の津谷裕貴・消費者法学術実践賞に選考委員・裏方として出席しました。 http://www.minjiho.com/html/page40.html 津谷裕貴・消費者法学術実践賞(津谷賞)は,平成22年11月4日に亡くなられた故津谷裕貴弁護士の功績に因んで制定された賞です。 津谷先生は,先物取引被害全国研究会の元代表であり,同種被害を取り扱う全国の弁護士から慕われ,尊敬され […]

【速報】レセプト債被害 集団提訴のご報告

本日(平成28年3月7日),荒井哲朗弁護士らと共に,(株)オプティファクター,アーツ証券(株)らに係るいわゆる「レセプト債事件」について,集団訴訟を提起しました。 このレセプト債事件については,従前より複数の報道と共に,被害報告・相談が寄せられていました。そこで今般,旧知の荒井哲朗弁護士らを中心とした弁護団の一員となり,第一次の集団訴訟を提起することになったものです。 レセプト債事件については,( […]

平成28年2月26日(金) 投資・金融商品被害110番(無料電話相談)実施

私が事務局長を務める先物取引被害全国研究会では、毎年、金融商品に関する110番を実施しています。 近時の委託者保護強化を1つの柱とする各種法改正により、国内外の商品先物・FX等に関する被害相談は減少したとされていますが、未公開株・社債等の悪質な金融商品に関するトラブルは後を絶ちません。また、不動産投資をめぐるトラブルや、仕組み債等の複雑な金融商品を対象とした被害相談も、関連機関相談窓口へ多数寄せら […]

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