第2回 津谷裕貴・消費者法学術実践賞 授賞式

本日(3月22日),第2回の津谷裕貴・消費者法学術実践賞に選考委員・裏方として出席しました。
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津谷裕貴・消費者法学術実践賞(津谷賞)は,平成22年11月4日に亡くなられた故津谷裕貴弁護士の功績に因んで制定された賞です。
津谷先生は,先物取引被害全国研究会の元代表であり,同種被害を取り扱う全国の弁護士から慕われ,尊敬されている弁護士でした。
同賞の運営規程には,「津谷裕貴弁護士の生前における消費者被害の根絶と消費者問題の解決並びに消費者法にかかる学問上の功績を後世に遺し,故人の遺志を尊重・承継するために,消費者法の発展及び消費者被害の根絶,消費者問題の解決に寄与した者を顕彰する」とされており,2年に1回の割合で受賞者が決まることになっています。私は,先物研の事務局長であることから選考委員の末席に並ばせて頂いており,何度かの打ち合わせを経て,本日は事務方として出席したものです。
今回は,その津谷賞の第2回目でしたが,学術賞を角田美穂子一橋大学教授,実践賞を一般社団法人消費者法ニュース発行会議が受賞しました。私はステージ裏で動いており,報告の詳細を聴講することができませんでしたが,授賞式・懇親会には,津谷先生のご遺族も出席されており,ご挨拶もさせて頂くことができました。
津谷先生のご遺志を継いでいかねばならないのは,我々,「比較的」若い弁護士であると思います。気持ちも新たに,また明日から一つ一つの事件に当たっていきたいと思います。