平成27年1月24日,毎年行われる「消費者問題リレー報告会」があり,200名以上の方が参加されていました。私も,事務局長をしている東京投資被害弁護士研究会について,報告をしてきました。以下がその概要です。 東京投資被害弁護士研究会について 平成27年1月24日 事務局長 弁護士 島 幸明 1 東京投資被害弁護士研究会の構成 当研究会は2004年4月に東京の3つの弁護士会において、消費者事件・ […]
平成27年1月17日午後6時〜8時まで,東京三弁護士会多摩支部の消費者問題対策委員会での研修で,弁護士向けに, 「詐欺的投資被害事案における取り組みと実践 〜 調査・訴訟・執行まで〜 」 と称して,講義を行いました。 これは,昨年,全国先物取引被害研究会で行ったブラッシュアップセミナー(http://nishiginzalaw.com/wordpress/shima/?p=557)をさらにブラッシ […]
11月21日,私が事務局長を務める東京投資被害弁護士研究会の10周年特別記念講演会を開催しました。 当研究会は,発足から10年を迎え,会員数も200名を超えるまでになりました。そこで,今回の勉強会はその特別企画として,以下の2つの講義を開催しました。 第1部では,早稲田大学教授である渡辺宏之先生を特別講師にお迎えして、東京高判平成26年3月20日を題材に,「通貨デリバティブ取引に関する時価評価に係 […]
国民生活Web版,2014年9月号の「特集 デリバティブ取引と消費生活相談」に執筆しました。 私の担当は「デリバティブの基礎知識」ということで,デリバティブの基本的なことを書いていますが,委員会等でご一緒させて頂いている上柳敏郎弁護士が不招請勧誘規制をめぐる最近の動きなどについて書かれています。また,同じく桜井健夫弁護士が保険について解説されています。 現在,商品先物取引の不招請勧誘規制について, […]
平成26年6月25日と27日に,東京都消費生活相談アドバイザー会議で講義をしました。 私は,今年度から,東京都の消費生活相談アドバイザーに就任したので,上記の講義を担当することになりました。対象者(受講者)は,日々,一般消費者の方のご相談を聞いて交渉等に当たっている消費生活相談員の方々ですので,できるだけ実践的な内容にしようと思い,講義に臨みました。 講義の内容は, […]
民事法研究会から出版されている,現代消費者法のNo23「論説解説」のコーナーに,「MRI事件からみる監督機関の役割の違いと問題点」と題して,7頁ほどの原稿を執筆した。 この原稿は,MRI事件を通して,金融商品取引の監督機関である,米国SECと,我が国の証券取引等監視委員会(SESC)との権限の比較と問題点について論じたものである。 […]
平成25年度の年度末は,3月24日に業務妨害対策委員会の研修で講師を担当し,同じ週の3月28日に,全国先物取引被害研究会のブラッシュアップセミナーで講師を担当しました。 このブラッシュアップセミナーの講義は,投資被害に関する専門的な知識を有する弁護士約200人の前で,2時間も話をしなければならず,正直非常にプレッシャーでした。 講義では,私がこれまでに扱った具体的事例を踏まえながら,できる限り実践 […]
振り込め詐欺救済法ガイドブック〜口座凍結の手続と実践〜という本を共同執筆し,民事法研究会から出版されました。 振り込め詐欺救済法とは,「犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律」の通称で,いわゆる振り込め詐欺やその他口座を利用した犯罪行為について,その迅速な口座凍結を促し,当該口座に残存する預金を被害者に分配することを可能にした法律です。平成20年6月施行されたが,この […]
二弁のフロンティアという会報で,以下のような文章を書きました。 果たして読んでくれる人がいるのかと思ったのですが、既に何人かの方からお問い合わせの連絡を受けました。弁護士会の将棋会の雰囲気が分かればいいなと思いますので,駄文ですが,こちらでもアップします。 二弁趣味の会〜 「弁護士会将棋会」 「将棋」というと,皆さんはどのような印象を持たれるでしょうか。 これまでは,おそらく「地味」 […]
先週の11月16日に,岩手県盛岡市の県民生活センターで,消費生活相談員約30名向けに講義をした。 題目は「金融商品トラブル」ということで私の得意分野でもあったし,お世話になっている方にお願いされたので二つ返事で受けたのだが,蓋を開けてみると,13時~17時までの4時間も話さなければならず,準備がそれなりに大変だった。 今まで4時間も講義をしたことはなく,時間が持つだろうかと心配になり,自己紹介など […]