ブラッシュアップセミナー「詐欺的投資取引被害事案の取り組みと実践」(平成26年3月28日)


平成25年度の年度末は,3月24日に業務妨害対策委員会の研修で講師を担当し,同じ週の3月28日に,全国先物取引被害研究会のブラッシュアップセミナーで講師を担当しました。
このブラッシュアップセミナーの講義は,投資被害に関する専門的な知識を有する弁護士約200人の前で,2時間も話をしなければならず,正直非常にプレッシャーでした。
講義では,私がこれまでに扱った具体的事例を踏まえながら,できる限り実践的な内容の話を試みました。実際の評判は分かりませんが,私の周りの方々からは,(当たり前ですが)概ね好評でほっとしました。

どこかで将棋の話をぶち込んでやらなければいけないと思っておりましたが,最後の最後で何とか将棋に絡めて昨今の投資被害と債権回収に関する状況をお話できました。
曰く,最近の将棋界は,トップ棋士であっても,最新定跡等の事前研究をしなければついて行けない。ただ,そうであるが故に,事前研究をしているだけでは,足りない。抜きんでることはできない。それは羽生さんであっても例外ではない。
我々弁護士も同様でして・・・ということでしが,皆,ぽかーん(゜Д゜)としていたような気もしましたが,やってやりました。
ちょうど年度も替わりますので,心機一転,初心に戻って頑張ります。