全国証券問題研究会の幹事長に就任しました

ちょっと前になりますが,本年3月より,全国証券問題研究会の幹事長に就任しました。

全国証券問題研究会は,平成3年の証券不祥事を機に沸き起こった一般投資家の証券会社への不信と怒りを背景に,全国の証券取引被害救済に取り組む弁護士が集結してできた会で,毎年2回,約100名から150名の弁護士が全国から集まって研究会を開催したり,意見書を提出したりして,証券被害の予防,被害回復等に務めています。

私も,第59回の証券問題研究会の入門講座で,講義を担当したことがありましたが,今回は執行部の一員となったということで,身が引き締まる思いでおります。

直近では,令和元年9月14日(土)に,東京大学大学院の神作裕之先生に「デリバティブ関係訴訟の主な法律問題」と題する基調講演をしていただきました。非常に好評で,この種問題について最先端の議論を聴講することができました。

次回は,来年2月28〜29日に,仙台での大会を予定しています。次回大会が実り多いものになるよう,また準備をしていきたいと思います。