「Q&A 高齢者の財産管理をめぐる実務」を共同執筆しました

新日本法規出版より,第二東京弁護士会の高齢者・障害者総合支援センター(通称“ゆとり〜な”)運営委員会の有志で,「Q&A 高齢者の財産管理をめぐる実務-契約の選択・締結・履行・終了-」を共同執筆しました。

第二東京弁護士会では,1997年に高齢者のための財産管理センター“ゆとり〜な”を設立し,長年,高齢者の権利擁護に取り組んできました。また,その経験を踏まえ,“ゆとり〜な”の財産管理を発展させ,2017年にホームロイヤー制度を立ち上げ,運用を開始しています。

それらの活動を踏まえ,2018年8月には,「高齢者の財産管理 モデル契約書式集」という書籍を刊行しましたが,今回の書籍は,その関連書籍(姉妹編というべき書籍)となります。

「はしがき」を引用しますと,本書は,「ホームロイヤー契約(見守り契約,財産管理委任契約,任意後見契約),法定後見,家族信託,死後事務委任などの財産管理の手段の選択,各手段における具体的な手法をわかりやすく説明するとともに,高齢者・障がい者の身上保護のみならず権利擁護に欠かせない介護保険サービス等についての疑問」にもお答えする本で,弁護士だけでなくこの種問題を取り扱う専門家や介護サービス事業者の方々のお役に立てる書籍となっていると思います。

是非,多くの方に手に取って頂ければと思います。