全盲の僕が弁護士になった理由 / 和光だより

今日は,最近購入した,法律本でない,同業者の著書を紹介します。
1つ目は,弁護団でご一緒している大胡田誠弁護士の自伝本です。

大胡田先生は,全盲という障害をお持ちですが,司法試験に合格し,弁護士として活躍されています。大胡田先生が,国選弁護の被疑者のために土下座をしたというくだりがあり,率直に,感嘆し,かつ感動しました。初心を思い出すと共に,弁護士としての心構えを学ぶこともできます。多くの人に読んでもらいたい本です。
 
2つ目は,将棋でご一緒したことがある横浜弁護士会の大木孝弁護士が,刑事弁護教官をされていた際,メーリングリストに投稿したエッセイをまとめた本です。

大木先生は,とても明るく元気な方で,この本を数ページ読んだだけでも,その溢れる熱意と愛情が伝わりました。このような先生に教えてもらった修習生は何と幸せだっただろうと思います。それだけでなく,刑事弁護の心構えや修習生活の雰囲気なども分かり,とても読みやすい本です。