加齢によって見える政治的風景について
- 2024.11.19
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1 齢を重ねるということは、単に物や事について、経歴を積むというような状態とは随分異なる。齢(年)を重ねる主体が物ではなく、動物でもなく、人間だからである。 要するに、経歴を積む主体が、外部環境を自らの内に取り込んで、それによって自らを変容させていくことのできる動的存在だからである。 少々飛躍する論理だが、人間が「齢を取る」ということは、同時に「反省」という心的現象をも内包する。 そう考えると、自 […]
「・・・への道新聞」寄稿断章
1 齢を重ねるということは、単に物や事について、経歴を積むというような状態とは随分異なる。齢(年)を重ねる主体が物ではなく、動物でもなく、人間だからである。 要するに、経歴を積む主体が、外部環境を自らの内に取り込んで、それによって自らを変容させていくことのできる動的存在だからである。 少々飛躍する論理だが、人間が「齢を取る」ということは、同時に「反省」という心的現象をも内包する。 そう考えると、自 […]
1 8月の大雪山旭岳山頂直下での右足指骨折以来、一時車椅子や松葉杖やらにお世話になる(格好悪いのですぐ止めた)などと、いろいろあったが、未だ若干ビッコをひいている(数年前中央アルプスで右膝を痛めて以来同じ右足なので多少不便をしている)。医者は年内いっぱい位は覚悟せよとのことだが、やなこった(それでも歳を考えろ、とのことらしい)。ただ、身体障害者の不便や苦労は実感した。 事故のことはあまり思い出した […]
1 ウクライナ紛争(というよりロシアによるウクライナ「侵略」)に関するプーチンの罪科については、その行為があまりに直接的、主導的であって、今更調査、検討など不要であろうが、米欧各国の対応については、少々苦言を呈しておきたい。 一言で云えば、米欧各国はロシアないしプーチンに対しあまりに及び腰なのだ。多分にロシアと国境を接する欧州各国でさえ、元ロシア圏の国のNATOへの加盟ないし加盟可能性の現実性によ […]