明けましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。早いもので今年は年男になります(48歳)。弁護士になってから既に22年ですが、ともすれば目の前の事件を仕事として処理するだけになってしまいかねません。そうではなく、一つ一つの事件・依頼者に寄り添い、正しく「解決」に導けるよう、初心を忘れず、頑張りたいと思います。本年もどうぞよろしくお願い致します。

【昨年の主な出来事】

① 長男と富士山に初登頂しました(写真・8月)。富士山には一度は登りたいと思っていたのですが、仕事やコロナ禍もあり、なかなか実現できていませんでした。昨年は、土日も利用して、何とか計画を実行することができました。

一番ノーマルな富士吉田口から山小屋を利用して登ったのですが、好天にも恵まれ、非常によい景色を拝むことができました。富士山は、一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿などと言うようですが、僕はたまたまかもしれませんがとても楽しい経験だったので、もう一度登ってみたいと思います。

② レセプト債事件で勝訴判決を得ました(3月)。長い期間、この事件のために沢山の労力と、時間を費やしてきましたので、一審の判決の主文を聞いて、本当に報われた思いがしました。とはいえ、この事件はまだ控訴審が続いていますので、気を引き締めて頑張りたいと思います。

③ 日弁連消費者委員会・金融サービス部会の部会長、合わせて、日弁連消費者委員会副委員長に就任しました(6月)。金融サービスに関わる問題・法制度について研究し、意見書を作成・公表するなどの会務に携わることになります。非常に大役ですが、弁護士として、一つ一つの事件に対応するだけでなく、この世の中を少しでも良い方向に変えることができるよう、できる事を尽力したいと思います。

④ 大きな事件の尋問を立て続けに行いました(6〜7月)。これらも今年に結論が出る予定です。

本年もどうぞよろしくお願い致します。