東京投資被害弁護士研究会 10周年記念講演会

11月21日,私が事務局長を務める東京投資被害弁護士研究会の10周年特別記念講演会を開催しました。

当研究会は,発足から10年を迎え,会員数も200名を超えるまでになりました。そこで,今回の勉強会はその特別企画として,以下の2つの講義を開催しました。 第1部では,早稲田大学教授である渡辺宏之先生を特別講師にお迎えして、東京高判平成26年3月20日を題材に,「通貨デリバティブ取引に関する時価評価に係る説明義務」についてご講演をお願いしました。                    第2部では,内閣府消費者委員会の委員であり,当研究会の会員でもある横浜弁護士会の石戸谷豊先生に,ご自身が獲得された横浜地判平成26年8月26日(日経平均2倍リンク債,野村證券,投資家側勝訴)に関する御報告をお願いしました。     なお,司会はつたないながら私が務めました。

いずれの講演も非常にためになる内容でした。また,当日は,福井・大阪・京都・名古屋・埼玉など,遠方からも多数の方がご参加頂き(出席者約80名),いままでにない盛会となりました。
これからも,被害救済のため,頑張って行きたいと思います。