無登録ファンド JAMによる被害・・・ついに強制捜索へ

金融商品取引法上の登録を受けていないにもかかわらず,マルチ契約方式,匿名組合方式を利用して,広く一般消費者から金員を集めていたJAM株式会社(代 表者網中徳次)に対し,千葉県警生活経済課は18日,ついに関係先計16カ所を金融商品取引法違反容疑で強制捜索しました。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090218-OYT8T01064.htm(読売新聞)

JAM の代表者である網中徳次は,従前は,「株式会社ソーコー21」,「株式会社パティオ東京ベイ」という会社で同様の行為を行っており,その営業をJAMが引 き継いだ形になっていました。JAMは,当初「日経225株価指数取引及び上場株式の売買」で運用を行うとしていましたが,平成19年12月ころより,配 当が滞りだし,以後は外国為替証拠金取引の自動売買システム,リゾート開発など,手を変え品を変えて更なる支払を求めるなどしていました。
これまでの千葉県警の調べでは,JAMは出資者約1万1000人から350億円ほどを集めていたことが確認されているが,出資者,出資額ともにさらに増えるとみられるとのことです。

私も現在,複数の被害者の方の依頼を受けて,支払金の返還を求める民事訴訟を追行していますが,今回の警察による強制捜索により,JAMの実態が解明されることを期待します。

(弁護士 島幸明)

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