判決事例報告(商品先物取引:対ローズコモディティ)

商品先物取引(対ローズコモディティ)の事案で、以下の勝訴判決を得ました。

http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/071029-t.html

商品先物取引とは、小豆等の商品を、ある一定の日を受渡しの日と定めて、今の時点でその価格を取り決め、その日になったら代金と品物とを受渡しする取引のことです。

商品先物取引は、リスクが極めて高く、その構造も複雑な上、(ネット取引でないと)手数料も高いことから、これまで多くの被害を生んできました。
そこで弁護士も、これらの被害について古くから研鑽を重ね、多くの裁判例が積み上げられてきました。私(島幸明)が現在事務局を務める商品先物取引被害研究会(http://futures.ferio.net/fc/)でも、毎年2回の研究会が実施され、全国の弁護士が活発な議論を行っております。

本事案はその中の一つの事例ですが、過去にFX(外国為替証拠金取引)の取引がありながら適合性原則違反を認めた点、過失相殺を2割とした点などに特徴があります。皆様の参考になれば幸いです。

(弁護士 島幸明)