1 当事務所は、少数精鋭の弁護士構成ながら、法的紛争の殆んど全ての領域について総合的に判断し、かつ専門的に対応できる事務処理を目差しています。いわば「法律の小規模総合専門病院」です。
(1)現代の社会紛争は、こと法的分野に限っても、関連する様々の法分野の多重的、多元的な視点なしに、実質的な解決に至らない場合が少なくありません(実はこのことは、法分野にさえ限りません。)。
(2)それと同時に、それぞれの隣接する法律や特別法は、一時代前とは較べものにならない程複雑に分化、専門化しています。
(3)少数主義は、クライアントとの間の直接の、目に見える関係を大切にしたいからです。
2 弁護士の業務は、サービス業であって、一般的業種に例えれば、いわばクリーニング業です。私達は人間関係や権利関係に付着した汚れを、いかに@確実にA迅速にB廉価に落すか、という課題に挑戦しています。
3 しかし同時に、弁護士は単なるサービス業であってはなりません。その視座の根底には近代市民法的原理があります。それは@権力に確執を醸す心とA社会正義、基本的人権の尊重です。@とAは表裏の関係にあります。
4 方法論的には、弁護士は常に証拠の相対性を弁える必要があります。私達は原告の代理人にもなれば、被告の代理人にもなります。茶筒は上からみれば丸であるし、横からみれば四角です。私達はそれが円筒形であることを承知しなければなりません。
文字本来の意味からすれば、弁護士は「士(さむらい)」であるべきです。しかし、これは志の問題であって、大変に難しい課題です。日々精進して、そうなれるように心がけたいと思います。
弁護士 坂入 雄
Copyright(C) Nishiginza Law Office All rights reserved